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全国から​7名の参加者をお迎えし、第1回スタディツアーを終えました!

第 1 回スタディツアーinマレーシア
​2025年3月11-13日

ベッド上のノートパソコンのタイピング

中村心香
(京都橘大学 健康科学部 救急救命学科 1年)

「比べるものがないと比較できない」
マレーシアのスタディツアーを通して

 私は社会人になる前に色々な世界を見て物事の見方を広げたいと思い、このスタディツアーに参加しました。1年間、大学で救命に関係することを学んできましたが、日本とマレーシアでは数えきれないほどの違いがありとても驚きました。1番驚いたのが救急搬送体制の違いです。日本では、傷病者の重症度に関係なく同じレベルの救急隊が出場するのに対し、マレーシアでは傷病者の重症度に合わせてスタンダード救急隊、ベーシック救急隊が出場するという違いがあります。また、日本では救急車を必ず出さなければならないという法律がある一方、マレーシアでは救急車を出さないという選択肢もあります。また、マレーシアには傷病者を救急車に乗せて、どこの病院に搬送しようかという病院選定という概念もありません。ただ、命を助けたいという理由でボランティアで救急車に乗っている人もいるそうです。ただし、そのボランティアの方々は色々な活動を通し、しっかりトレーニングを受けて同乗しています。

 私はこれらを知った時、国が違うだけでこんなにも異なることがあるのだと思い知らされたのと同時に、日本人である私たちはただ日本の医療体制に従って行動していかなければならないことにもどかしさも覚えました。マレーシアに関わらず、もっと沢山の世界の良いところを取り込んでいけばいいのになと感じました。今回、私はある方の言葉がすごく心に刺さったのを覚えています。それは「比べるものがないと比較できない」ということです。当たり前に聞こえるかもしれませんが、私はこの言葉に感慨深いと感じました。日本で生まれ、日本で育った私は今まで当たり前だと思っていたことは実はそれは当たり前ではなくて、ほんの一部の価値観にすぎないということを学びました。

また、人種に関してもそうです。マレーシアにはマレー系、中華系、インド系など沢山の人種が混合して存在しています。肌の色、目の色、着ている服、話す言葉、生活水準など道を歩いただけで沢山の人がいるなと感じました。人種の違いは外見だけでなく、文化や歴史、宗教、生活習慣など幅広い要素に影響を受けている異なる人種の人々と交流することで、単に見た目の違いだけでなくその背景にある多様性を理解することが大切だと感じました。

今回のスタディツアーでは、本当に沢山のことを学ばさせていただきました。普段の生活では絶対に経験出来なかったことや、会うことのなかったであろう仲間とも出会えたり、本当に沢山の貴重な経験をさせていただきました。一般社団法人Connecting Wouldsのスタッフの皆様、サポートしてくださった沢山の方々、及びスタディツアー第1期生の皆さん本当にありがとうございました!

【参加者の声】

A・F
(看護師養成課程1年)

ツアーで深めた、多職種連携の重要性

 私は今回、救命をメインとしたツアーでしたが救急救命に興味があったため、唯一の看護学生として参加させて頂きました。マレーシアの様々な医療機関や施設を見学する中で、マレーシアと日本の違い、世界の状況を知るとともに今まで全く知らなかった日本の救急医療体制や、その課題も学ぶことができました。

 今日、医療で多職種連携が必要不可欠と言われていますが、私は今まで授業の中で他職種について深く学ぶことはあまりありませんでした。そんな中で、現役の救命士の方、救命コースの学生さん、医学生などの普段関わることの出来ないような方々と沢山お話しし、関わることができたことで新しく学ぶことがとても多くありました。

また、ツアーに参加した方々や、現地の方と新しい交流を持てたこと、現地での食事や観光なども非常にいい思い出、経験になりました。

T.O
(消防本部救急救命士)

日本の常識は世界の非常識?
マレーシアの救急医療から得た新たな視点

 私はこの度、Connecting Worlds様のツアーに参加させていただきました。以前から海外での活動に興味があり、発展途上国の救急体制構築に少しでも貢献したいと考えていました。その現状を確認するため、このツアーに参加しました。これまで高校卒業後は地元消防での仕事しか経験していなかったため、今回の経験を通じて外の世界や異なる環境を知ることができ、今後の人生に大きな影響を与える機会となりそうです。

 日本と異なる救急医療体制を理解するには時間がかかりましたが、マレーシアのパラメディック制度は日本や米国とも異なり、その違いから多くを学びました。また、救急車の運用組織についても新たな知識を得ることができました。ただ、救急活動に関しては組織の方針もあって現場隊員の方々ともう少し深くお話ししたかったという思いも残っています。

 さらに、マレーシアの人々の温かい歓迎には驚きました。どの組織を訪問しても笑顔で迎えてくださり、とてもフレンドリーで心温まる交流ができました。Connecting Worldsの役員の方々やツアー仲間、現地の方々のおかげで、ツアー最終日まで充実した時間を過ごすことができました。

今後またツアーが企画されればぜひ参加し、他国の現状についてさらに学びたいと思います。

マイクロフォン

報告会

2025年4​月下旬に開催予定!

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